株式投資のマインドセット

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投資に芽生える

 

「貯蓄から投資へ」そんなのカンケーねえ人達はどしたら良いのか?

日本には約1000兆円あるという貯蓄から、投資へどうぞと言われても、そんな大金は誰が持っているのだろう?

赤ちゃんまで含めて日本の人口約1億人で割り算しても1人当たり約1000万円の貯金?

一般庶民の若い人の中には、「先立つものがなければ、自分には関係ないな」と思う人はすごく多いと思う。

僕の場合も、新卒でサラリーマンになってからは、何かとライフイベントのための貯蓄でフゥフゥいってたので、投資は自分には関係ないと思ってたし、まずもって、「投資はギャンブルじゃ」という意識が強かった。

でも、今は真剣に投資を研究しているので、株式投資マインドセットについて記事を書きました。🌟

 

ひいじいさんの一攫千金失敗

僕のひいじいさんは、田舎の三男坊だったから、一旗あげに都会に出てきたけど、賭け事で一文なしになったという話をばあさんからしょっちゅう聞かされたし、だから、母も口を揃えて、「ちゃんと勉強して、いい学校行って、安定した仕事について真面目に働きや」が口ぐせだった。


高額教材を買わされた田舎青年

てな調子で、純朴な田舎青年だった僕は真面目なサラリーマンになったのだけど、世間は「誘惑」と「騙し」が渦巻くところで、僕はすぐに溺れてしまった。

どういうキッカケで引っかかったのか全然覚えてないけど、会社の帰り道に中年のオッサン販売員に誘われ、喫茶店で高額な英会話教材を買わされたりもした。(もちろん、勉強は三日坊主)


ついに株に手をだす

ライフイベントが一通り終わって、僕のサラリーマン人生が少し落ち着きだした頃、2018年から始まったNISAを開設し、いろいろ試してみたけども、2年ぐらいで9割ぐらいは失敗に終わった。

短期的な利益欲に目が眩んで、レバレッジ付き、毎月分配付き、ちょっと上がったら売却、FXのスワップ付き、自分で考えてもうまくいかないからしシストレにも投入、などなどだけど手を出しては下がった時にやむなく損切り


その結果、「雨降って地固まる」のとおり、株式投資についての自分の考え方は、現時点では下記の4つにたどり着いてます。


株式投資は苦難に陥ったときにどう振る舞うのか、自分なりのマインドセットが大事。

僕の株式投資方針は。。。

(1) キャッシュ創出力のある実力企業への長期投資。

(2) 自分年金の一部として配当継続・増配方針の企業を選好。

(3) そのようにして選んだ株式は、相場が下がっても、倒産のリスクがない限り絶対に売らない。

なんだけれども、次が大事。

(4)下がったとしても、その時に相続が発生すれば子孫の取得原価が低くおさえられる。

このようなマインドセットをしたことにより、僕は株価急落の恐怖から解放され、ホントに精神的に楽になった。

下がったらその時に買い増しをすれば良いのだ。

そして、僕のポートフォリオのKPI(キー・パフォーマンス・インジケーター;業績管理指標)は「簿価利回り」となったのです。

 

この考え方は、自分年金をつくっていくという目的にあわせたやり方の一つ。

だから、若い人のニーズである住宅ローンの頭金とか、教育資金とか、フゥフゥ頑張る資産形成目的ではないので、万能ではありません。

頭金などのためには財形や投資信託など様々なやり方がありますのでここでは割愛します。


自分年金のポートフォリオ

株式保有により配当をゲットできるということは、生活費の補填資金、あるいはレジャー用お楽しみ資金として、実際に現金を手にすることで実感と喜びがあると思います。


一方で、僕の場合は、「手持ち資金全部を株式投資に突っ込んで配当生活をするのだ」という訳でもありません。

配当は、受け取りの時に税金というコストが発生することもあるけれど(この点はNISAはなし)、もう一つ大事なこと、生活費補填現金ゲットの嬉しさと引き換えに、複利運用という魔法を手放すというトレードオフの関係にあるからです。


人生は100年ならば、いろいろなことが起こりえます。いろいろな目的の資産形成を。

生活費補填、レジャー資金に加えて、いざという時の一時金の貯えも必要です。

2024年度から始まる新NISAへの切り替えに際しては、まずは生活費補填目的のキャッシュ配当狙いの株式投資ポートフォリオの何%にするかを研究中。セオリーでは、そのあとに組み込む銘柄を選択します。

残りの部分は、複利運用できる投資信託は何を選択するかも合わせて研究していこうと思ってます。ここまではサテライト運用。

そしてアクティブ比率を何%にするか。自分の欲との相談ですね。

 


今日はこの辺でおしまいです。